「e-ミミ」とは
「情報保障サービス e-ミミ」とは、聴覚に問題を抱える方々へ、文字情報による通訳をお届けするサービスです。
パソコンやスマートフォン・タブレット端末(iPadなど)を介して、いままでサポートが難しかったシーンでの情報保障までをも手軽に実現致します。
e-ミミのしくみ
- 会場からe-ミミセンターへお電話をかけていただきます。
- スマートフォンを通して会場内の音声がe-ミミセンターへ届けられます。 聞こえてきた音声を文字通訳者が文字に変換し、2人で打った文字を専用のソフトを使って一つの文にします。
- インターネットを使って、会場内のご利用者が持っているスマートフォンやタブレット端末に字幕として表示されます。
モバイル型情報保障システム(e-ミミ)のシステムプロジェクト
モバイル型情報保障システム(e-ミミ)は「モバイル型遠隔情報保障システム」の技術を基盤としています。
「モバイル型遠隔情報保障システム」は、2009年から2010年にかけて、筑波技術大学を代表として、NPO法人・長野サマライズ・センター、ソフトバンクモバイル株式会社、群馬大学、そして情報保障団体であるMCC HubneTで構成した共同研究グループで開発・実証実験を行ってきたシステムです。
現在、その実験の結果を受け、アイセック・ジャパンでは、このシステムの利点を生かした利用が始まっています。
ご利用イメージ
授業中の情報保障はもちろんのこと、終了後にテキストログも
作成されるため、復習にもご活用いただけます。
聴覚障がい者の積極的参加を支援できるだけではなく、健聴者も
文字により確認することで講演内容の理解を深めることができます。
聴覚障がい者や高齢者のかたの公聴権を支援し、開かれた議会に
つなげるお手伝いをいたします。また、議事録の作成も行っています。
耳が聞こえず、周りへの配慮から参加を諦めていた方でも、
新郎・新婦のエピソードや両親へのお手紙など、感動的な場面を
リアルタイムで共有できます。
利用者の声
e-ミミを使用していない時は授業は全く何を言っているのかわからず、レジュメや板書などを頼りにしていますが、e-ミミを使うと授業がより理解しやすくなりました。 テキストログ(文字情報による通訳した記録)は講義の内容を確認したいときに使い、自分のノートと照らし合わせ、足りないところを書き足すなどしています。 おそらく全国どこの大学の情報保障よりも確実に情報量をもらえる、心強いものになっていると思います。
名桜大学 平野花奈さん
以前、友人に招待され披露宴に出席しました。その時の様子は、音声情報が入っていました。 司会者や各場面の楽しみや感動を友人と一緒に共有することが出来ず、とても寂しい思いをしたことがありました。 e-ミミは、iPadを使ってリアルタイムに文字表示されるので、司会者、新郎・新婦のエピソードや各場面の挨拶等、家族や友人たちと一緒に楽しみ、笑い、感動が共有できます。 特に、両親への感謝の場面では、私は文字表示されたiPadを見て、感動で涙もろく少し泣いてしまいます。 環境や場面に応じて、私はe-ミミを利用してよかったとアイセックさんには、とても感謝しています。
勝連文緒さん
「e-ミミ」サービスご利用料金
標準参考価格
e-ミミサービス | 44,000円/時間(税込) |
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入力ログサービス(速報版) | 11,000円/時間(税込) |
※その他長期利用や機材の貸出など、ご利用内容に応じてお見積もりいたします。
ご利用の流れ
- 携帯電話
- パソコンまたはタブレット端末
- インターネット環境
\55,000(税込)
また、詳細事項の確認も合わせて行います。
センターのオペレーターは基本的に4~6名1チームで入力していますが、ご依頼の規模によっては人数を調整し、様々な案件に対応できるようにしています。
必要に応じてご相談ください。
お支払期日は請求書が発行されてから翌月末までとなります。
お問い合わせ
e-ミミに関するお問い合わせは弊社までご連絡いただくか、簡単に入力できる専用フォームでお問い合わせいただくことができます。
下記ボタンをクリックして、入力フォームにご相談・ご質問などを入力してください。
お見積もり依頼
e-ミミのお見積もりに関しては弊社までご連絡下さい。
TEL : 098-923-2893
FAX : 098-923-2897
e-Mail : e-33@iscecj.co.jp
※e-ミミのご利用についての同意事項です。必ずお読みください
「e-ミミ」のご利用条件 ダウンロード (PDF)